「派遣薬剤師として働いてみたいけど、年齢制限はあるのかな?」
このように派遣薬剤師に興味はあるものの、年齢が気になって一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか?

実際に、どの年齢層が多いのかも気になりますよね。
そこで、この記事では、「派遣薬剤師は何歳まで可能?年齢制限と現場のリアルを紹介!」と題して、派遣薬剤師は何歳まで可能なのかご紹介します。



実際に私も派遣薬剤師として働いていますので、実際に何歳までが妥当なのか現場のリアルな声もお届けします。
派遣薬剤師は何歳まで可能?年齢制限はある?


派遣薬剤師に年齢制限はあるのでしょうか?
結論から言うと、派遣薬剤師に年齢制限はありません。



法律で何歳までとは決まってないから、何歳からでも派遣薬剤師になることは可能だよ。
派遣薬剤師の求人に年齢制限はある?
派遣薬剤師の求人に年齢制限が書いてあることはほぼありません。
実際に私が利用しているファルメイトやファルマスタッフの派遣求人にも、私の知る限り〇〇歳までと書いてある求人は見たことがありません。


引用元:ファルメイトHP


引用元:ファルマスタッフHP
このように求人票に年齢が書いてあることはほぼありません。
ただし、派遣先が”〇〇代ぐらいまでの人を求めてる”という場合も勿論あります。
とくに、体力的な負担が大きい業務が求められる現場では、若い世代が優遇されることもあるでしょう。



もし気になる求人があれば、”ちょっと詳細を聞きたいんですが・・・”という感じで、気軽に聞いてみるほうが早いよ。
派遣薬剤師は60代でも可能?


派遣薬剤師になるのに年齢制限はないので、60代でも働くことは可能です。



実際に派遣求人でも”60歳以上可”という条件を選ぶ項目もあり、60歳代でも派遣で働くことができるよ。


とはいえ、現場で実際に60代でも派遣薬剤師として活躍できるのか、不安に思う方もいますよね。
私が正社員だった時の話ですが、実際に定年後も働きたいということで60代でもバリバリに働いている薬剤師がいました。
60代は30代・40代と比べると、知識量が豊富!
また、60代にもなると豊富な人生経験から、相手に寄り添った対応ができる方も多いでしょう。



長年の経験で培われた知識とスキルは、即戦力として高く評価されるよね。
60代で派遣薬剤師になる上で気をつけること①
60代でも派遣薬剤師として活躍できる方はたくさんいると思います。
とはいえ、60代の方の中には先発品名で覚えていて、一般名処方に慣れていないという人もいるかもしれません。
調剤薬局で派遣をするなら、やはり一般名処方やジェネリック医薬品の勉強はしておく必要はあると思います。





一般名を覚えていないと、処方箋を見た時に焦ってしまうかも。
60代で派遣薬剤師になる上で気をつけること②
60代になると、若い世代に比べて体力的な面で劣る部分もあると思います。
派遣薬剤師であれば週に2〜3日など柔軟な働き方を選ぶこともできるので、自分の体力にあった働き方を選ぶことも大事でしょう。



派遣の良さは自分のライフスタイルにあわせて、働き方を選べること!
自分の体力にあわせて、働く日数を選ぶこともできるよ。
派遣薬剤師は何歳が多い?現場で感じたリアルを紹介!


派遣薬剤師に年齢制限はないとお伝えしました。
では、実際に現場では何十代の派遣が多いのか気になりますよね!



私はこれまで5箇所の現場で派遣をしてきたのですが、20代・30代・40代の派遣の人に出会いました。
他の派遣薬剤師の話を聞いても、実際に現場で活躍している派遣薬剤師は30代〜40代が1番多く、次に20代が多いと感じます。
30代の派遣薬剤師の現場のリアル


30代は薬剤師としての経験と知識が豊富な方が多く、派遣先で即戦力として活躍している方が多い印象です。
正社員時代にも感じたことですが、30代になると後輩を指導する立場にもなり、いろいろな状況を経験している方がほとんどです。



30代になると薬剤師歴7〜10年以上になるから、さまざまな患者さんにも対応してきているよね。
経験は十分!
30代の薬剤師は色々な患者にも対応できるスキルを持っている方がほとんどなので、派遣薬剤師として十分にやっていけると思います。
40代・50代の派遣薬剤師の現場のリアル


40代・50代になると後輩を育ててきた経験や高いスキルを持つ方が多く、30代と同様に即戦力として活躍している方が多い印象です。
実際に私も40代の派遣薬剤師と一緒に働く機会があり、知識面でもスキル面でもすごく助けてもらいました。
また、20代や30代と比べても落ちついて業務にあたっている方も多く、ミスも少ないように感じます。



40〜50代の方は、薬剤師としてはもちろん、人生経験も豊富だから、頼れる派遣薬剤師が多いと思う。
派遣薬剤師は何歳まで続けるべきか考えてみた!


私自身、派遣薬剤師として働き続ける上で、いつまで派遣薬剤師を続けるか悩むこともあります。
「いつまでこの働き方を続けようか?」
「正社員に戻るべきなのだろうか?」
派遣薬剤師の働き方には確かにデメリットも存在します。
ボーナスがないこと、そして、同じ職場でキャリアを積み重ねることが難しい点は、将来への不安を感じさせる要因です。
しかし、それ以上に派遣薬剤師としての働き方には、私にとって大きな魅力があります。
まず、時給の高さは、年収を大きく向上させてくれました。



正社員時代と比較して年収が20万円以上アップしたことは、経済的な安定をもたらし、心の余裕にも繋がったよ。
そして、何よりも様々な職場を経験できることは、薬剤師としての視野を広げ、スキルアップに繋がります。



今まで触れる機会のなかった専門性の高い薬に携わることで、薬剤師としての知識の幅が広がったよ。
また、2~3ヶ月ごとの契約更新という働き方は、私に精神的な余裕も与えてくれました。
人間関係や職場環境で悩むことがあっても「あと数ヶ月で契約が終わる」と思えば、気持ちを切り替えて働くことができます。
もちろん、派遣薬剤師としての働き方は決して万能ではありません。
しかし、私自身が感じているメリットがデメリットを大きく上回っている限り、この働き方を続けていきたいと思っています。
もちろん年齢を重ねるごとに、働き方に対する考え方は変化していくかもしれません。



しかし、今の私にとって派遣薬剤師という働き方は、自分らしく輝ける場所だと感じています。
”正社員として働くには体力的にもたないけど、週に数日なら働いてみたい”
”正社員への転職までのつなぎに、派遣として働いてみたい”
そんな方がいれば、ぜひ気軽に派遣会社に相談してみてください。


派遣会社にあらかじめ要望をしっかりと伝えておけば、自分にあった派遣先を見つけてきてくれますよ。



いずれも私が利用している派遣会社です。
それぞれの派遣会社の特徴は別の記事に紹介しているので、参考にしてください。
>>2つの派遣会社の特徴はこちら
【まとめ】派遣薬剤師になる上で年齢よりも大事なこと


ここまで「派遣薬剤師は何歳まで可能?年齢制限と現場のリアルを紹介!」と題して、派遣薬剤師は何歳まで可能なのかお伝えしてきました。
結論、何歳でも派遣薬剤師になることができます。
実際に、60歳以上可という求人も出ています。





30代・40代の派遣薬剤師が多いのは事実ですが、60代でも働くことは可能です。
そもそも派遣薬剤師に重要なのは年齢ではなく、スキルと経験です。


派遣先が求めているのは即戦力なので、年齢よりも柔軟に対応できるかどうかのほうが重要です。
もちろん年齢を重ねるにつれて体力が落ちるのは仕方がないので、スピード勝負の現場などは向かないかもしれません。
なので、50代・60代で派遣薬剤師として働くなら、自分の体力や能力に見合った職場を選ぶことも大事です。



派遣会社にあらかじめ要望をしっかりと伝えておけば、自分にあった派遣先を見つけてきてくれるよ。
今は人生100年時代なので、働く意欲さえあれば何歳でも活躍できると思います。
しかも、私たちは薬剤師という免許を持っているので、60代以降でも働ける環境があります。
その1つとして派遣薬剤師という選択肢もあるので、気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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