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【実体験】派遣薬剤師の手取り公開!月収とマージン率を赤裸々告白

【実体験】派遣薬剤師の手取り公開!月収とマージン率を赤裸々告白

こんにちは、当ブログの管理人です。本サイトでは商品プロモーションが含まれています。
それではごゆっくりとご覧ください。

「派遣薬剤師って、実際どれくらい稼げるの?」
「時給は高いって聞くけど、マージンってどれくらい引かれるの?」

そんな疑問をお持ちの薬剤師さんは多いのではないでしょうか?

私もその一人で、派遣薬剤師として働く前は

”派遣薬剤師の手取りは結局どれくらいになるんだろう?”

といった不安や疑問がありました。

そこで、この記事では、私自身の派遣薬剤師としての実体験 をもとに、

  • 派遣薬剤師の時給相場と地域差
  • 派遣薬剤師のリアルな手取り
  • 派遣薬剤師のマージン率
  • 派遣薬剤師とフリーランス薬剤師の違い
  • 派遣薬剤師の手取りを増やす方法

をお伝えします。

これから派遣薬剤師として働こうと考えている方派遣薬剤師のリアルな給料事情を知りたい方に向けて、赤裸々に公開してるよ。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

派遣薬剤師の時給相場と地域差

派遣薬剤師の時給相場と地域差

”さっさと手取りを公開しろ!”という声が聞こえてきそうですが・・・

まずは働く場所によって時給が異なることをお伝えしておきたいと思います。

派遣薬剤師の時給は地方でどれくらい違う?

私はこれまで北海道と福岡で派遣薬剤師をしてきました。

最初に働いた旭川での時給4,000円だったよ。

とくに冬〜春先で薬剤師が不足している時期だったため、先方も派遣薬剤師を強く求めている環境だったこともあり、時給4,000円というかなりの好条件で雇ってもらいました。

その後、もう1箇所、北海道で派遣薬剤師をしたのち、今は福岡で派遣薬剤師をしているのですが・・・

現在の福岡での時給は2,500円だよ。

福岡は薬学部が4つあることや九州最大の都市で女性が就職先に選びやすいこともあり、他の地域に比べて女性が集まりやすく、その結果として薬剤師の数も多いと言われています。

そのため、福岡の薬剤師の給与は低いと言われていて、平均年収は47都道府県中46位となっています。

福岡は派遣薬剤師の求人そのものも少なくて、時給は2,000円〜2,700円ぐらいが相場だよ。

北海道は札幌こそ人が集まれど地方に行くほど薬剤師が不足していて時給が高いです。

一方、福岡のように交通の便もよく、薬学部が多い県は派遣求人も少ない傾向にあり、時給も低いです。

正直、北海道の時給4,000円と福岡の時給2,500円の差はとても大きく感じます。

調剤薬局と病院で時給は変わらない?実態を解説

派遣薬剤師の求人は調剤薬局が圧倒的に多いのですが、病院でも派遣薬剤師を募集していることがあります。

実際に、私も病院で派遣薬剤師をしたことがあります。

では、調剤薬局と病院薬剤師の時給を比べた場合、どっちが高時給が多いのでしょうか?

私の経験上、調剤薬局と変わらないか数百円程度高いことが多いです。

具体的に言うと、
病院の時給が2,500円前後に対して、
調剤薬局の時給は2,300円〜3,000円
ぐらいだよ。

結論、調剤薬局派遣の時給と病院派遣の時給はそこまで大差はないと思います。

知り合いの派遣薬剤師に聞いても病院より調剤薬局の方がいいと言う人が多いので、病院の時給を低く設定してしまうと求人をかけても集まらないのだと思います。

病院と調剤薬局で業務内容も違いますよね。


時給ももちろん大事ですが、
自分の得意な方で派遣薬剤師をするのが1番だと思います。

派遣薬剤師のリアルな手取り公開!

派遣薬剤師のリアルな手取り公開!

さて、ここまで働く場所によって派遣薬剤師の時給が異なることをお伝えしてきました。

ここからは私のリアルな手取りを公開していくよ。

私の実際の月収と手取りを大公開

給与明細

お待たせしました!

以下が、実際に私が稼いだ月収と手取りになります。
※明細書を載せると会社にダメ出しをされる可能性があるため、内訳を書き出してみました。

パターン① 調剤薬局A

出勤数:21日(1日7時間勤務)

時給:4,000円

月収:539,360円

手取り:445,334円
※月収− 各種保険料 − 所得税+交通費

パターン② 調剤薬局B

出勤数:20日(1日8時間勤務)

時給:3,100円

月収:433,845円

手取り:365,297円
※月収 − 各種保険料 − 所得税+交通費

パターン② 病院

出勤数:20日+残業6時間分(1日8時間勤務)

時給:2,500円

月収:480,394円

手取り:396,182円
※月収 − 各種保険料 − 所得税+交通費
※基本給は40万円でしたが、この月は残業代で割り増しになりました。

いかがでしょうか?

とくにパターン①の場合、1日7時間労働と勤務時間は短いですが時給が4,000円なので、手取りも40万以上あります。

病院で正社員していた時より、手取りが約10万円も増えたよ。

しかも、土日は休みです。

正社員時代より手取りが増えたにも関わらず、夜勤はない上に平日のみ出勤すれば良かったので、毎日が楽しかったです^ ^

派遣薬剤師にボーナスはないけど年収はいくら?

ひよこお金

私のリアルな手取りをご紹介しましたが、1点注意してもらいたい点があります。

派遣薬剤師にはボーナスがないよ

正社員で働いていたら年に2回、ボーナスをもらえますよね。

ですが、派遣薬剤師にはボーナスがありません。

なので、私の場合の年手は、月に平均約43万円の収入があると考えると、43×12=516万円の年収となります。

私が病院で正社員として働いていた時の年収は約490万円だったので・・・

私からすれば年収25万円以上のUPだよ。

ですが、元々調剤薬局やドラッグストアで働いていた方からすると、”派遣薬剤師の年収もそんなものかぁ・・・”と感じてしまう方もいるかもしれません。

でも、派遣薬剤師になってから正社員のような重圧がかかることもなければストレスも明らかに減ったので、私からすると年収以上の価値があります。

もちろん私よりも時給が高い求人を狙っていけば、年収600万・700万・800万も夢ではないです。

自分のライフスタイルにあわせて働き方を選べるのが派遣薬剤師の良いところだと思います。

派遣薬剤師のマージン率は会社ごとに異なる!

派遣薬剤師のマージン率は会社ごとに異なる!

派遣薬剤師はあくまで派遣会社の社員であり、私たちが派遣会社にお金を払うことは一切ありません。

登録前にも後にも、私たち薬剤師がお金を支払うことは一切ないよ。

では派遣会社はどうやって利益を出しているのかと言うと、派遣先からマージン(派遣手数料)を上乗せして貰っているのです。

派遣先は、


派遣薬剤師に支払う賃金マージン(手数料)


を派遣会社に支払っているよ。


つまり、派遣先の視点から見れば、派遣費用のうち派遣会社に支払われるお金をマージンと言います。

このマージンがあるので、派遣先からすると派遣薬剤師を雇うのはお金がかかるわけなんですよね(^◇^;)

それでも派遣薬剤師を求めてるってことは、それだけ派遣先が人手不足に苦しんでいるということでもあるんですが・・・。

マージン率は派遣会社ごとに異なるんだけど、派遣費用の35%前後を取っているところが多いよ。

(マージン率の例)

派遣会社名マージン率
ファルメイト30%
ファルマスタッフ事業所ごとに異なる
(例)
北海道支店 33.5%
東京支店 37.7%
名古屋支店 35.7%
九州支店 35.4%
お仕事ラボ33.9%
薬キャリア(m3)40.5%

会社から最初に契約書をもらうのですが、実はその用紙に”派遣料金額 平均〇〇円”と書いてあるんですよね。

私は”派遣先がたくさんお金を支払っている事実”を目の当たりにして、より頑張ろうと思った次第です。

もちろん双方の同意のもと契約は成立しているので、派遣先がいくらお金を支払って私たちを雇っているなんて気にする必要はないです。

ですが、”派遣薬剤師だから手を抜いて良いよ”ということにはならないのでご注意を!

他の社員さんから足手纏いと思われたら嫌だから、自分なりに全力で頑張るようにしているよ。

マージン率が低い派遣会社の方が時給が高い?

”派遣会社の取り分(マージン)が低い方が自分の時給がUPする可能性があるかも・・・”

そう思う方もいるかもしれません。

ですが、私個人の意見としては、マージンは気にせず、むしろ”時給””自分がやっていける職場かどうか”で仕事を選べばいいと思います。

マージンは気にせず、時給と派遣条件に納得できるかどうかを基準に決める方が良いですよ。

<私のおすすめの派遣会社2つ>

ファルメイト

ファルマスタッフ

2つの派遣会社の特徴は別の記事に詳しくまとめているよ。


参考にしてね。


>>2つの派遣会社の特徴はこちら

マージンが気になるならフリーランス薬剤師という選択肢も!

マージンが気になるならフリーランス薬剤師という選択肢もある!

ここまで、”マージン(派遣会社の取り分)の割合が意外と多いけれど派遣薬剤師としては気にしなくて良い”とお伝えしてきました。

”でも、マージンがなくなれば派遣先が時給をUPしてくれるかも・・・”

そう思う方がいても当然です。

実際に、契約更新時に派遣先からフリーランス薬剤師として契約しないかと打診されたことがあるよ。

派遣薬剤師とフリーランス薬剤師は混同されがちですが、雇用主が異なります。

<派遣薬剤師とフリーランス薬剤師の違い>

派遣薬剤師フリーランス薬剤師
雇用主派遣会社自分
雇用形態派遣会社に登録し、
派遣会社から紹介された薬局や病院などで働く。
自分で派遣先と直接契約を結び働く。
※自分が個人事業主として契約を結ぶ
給料派遣会社から支払われる契約先から直接支払われる
社会保険料厚生年金や健康保険など
会社が半分負担してくれる。
自分で国民年金と国民健康保険に加入し、
全額支払う必要がある。
税金確定申告は会社がしてくれる確定申告は自分でする
雇用保険全員加入する加入できない

派遣薬剤師と違い、フリーランス薬剤師の雇用主は自分だよ。

表の通り自分で負担する金額は大きくなりますが、派遣先と直接契約するため時給が格段にUPする可能性が高いです。

”マージンが気になる”
”派遣先からフリーランス薬剤師を打診された”

といった場合は、フリーランス薬剤師になるのも1つの手だと思います。

私がフリーランス薬剤師より派遣薬剤師を選ぶ理由

薬剤師 投薬する女性

確かにフリーランス薬剤師になれば、参考書代やセミナー参加費などを経費に計上できたり、自由に働けるというメリットもあります。

ただ、私の場合は、フリーランス薬剤師より派遣薬剤師を選ぶよ。

というのも、私は以前に正社員を辞めた時に、数ヶ月ほど薬剤師としては働かず家でライターなどをしていた時期があり・・・

開業届は出してないものの、なんちゃってフリーランス状態。

その時に、出て行くお金が多くてびっくりしたんですよね(^◇^;)

フリーランスになると社会保険料は全額負担
今まで会社に折半してもらっていた恩恵を思い知ったよ。

また、フリーランス薬剤師になったら日々の業務のかたわら、毎月の経理処理や確定申告を自分で行う必要もありますよね。

ということで、私の場合は、派遣薬剤師に比べてフリーランス薬剤師は金銭的・事務的負担が増えるので、今のところ派遣薬剤師のままでいいかなぁと感じています。

とはいえ、フリーランス薬剤師になれば派遣以上に自由な働き方ができたり、更なる高収入を目指せる可能性があるのも事実。

ぜひ自分に合う働き方を見つけてみてくださいね!

派遣薬剤師の手取りを増やす方法も紹介

派遣薬剤師の手取りを増やす方法

さて、ここまで派遣薬剤師のリアルな月収や手取りをお伝えしてきました。

どうせなら手取りをもっと増やしたい!

そう思っている方もいるかもしれません。

ということで、ここからは派遣薬剤師の手取りを増やす方法をお伝えします。

出勤日数を増やす

出勤表カレンダー

まずは、出勤日数を増やせないか検討してみるのも1つの手です。

たとえば

  • 週4〜5日勤務の契約であるなら、なるべく週5日で入る。
  • 残業を積極的に引き受ける。
  • 1日だけの単発の派遣を組み合わせてみる。

などなど。

もちろん派遣先が残業を望んでいない場合もあるので、そこは臨機応変に対応しましょう!

出勤日数や就業時間を増やせれば、その分、手取りも増えるよ。

時給交渉をしてみる

ひよこ金持ち

ある程度、派遣期間が長くなってきたら、派遣会社を通して時給交渉をしてみるのも1つの手です。

多くの求人が

”時給〇〇円〜〇〇円。※年齢・経験による
”時給〇〇円〜〇〇円。※年齢・経験による

と書いてある場合が多いです。

つまり、最初の契約段階で最高時給になっていない可能性もあるんですよね。

もし派遣期間が長くなってきてスキルもついてきたなと思ったら、時給交渉をしてみてはいかがでしょうか?

私の知り合いの派遣薬剤師も時給交渉して100円UPしてました!

ただし、時給交渉をする場合は派遣会社を通してするようにしてくださいね。

派遣会社の方がプロなので上手く交渉してくれますし、成功率も高いです。

いつかの時給交渉のためにも、普段から派遣会社とも良好な関係を築いておきたいですね!

地方の派遣先で高時給を狙う

スーツケースを持ったひよこ

最初にお伝えしましたが、都市部よりも地方やへき地の方が時給が高い傾向にあります。

なので、勤務地にこだわりがなければ地方やへき地の時給が高い派遣先を見つけるのもおすすめです。

旅行気分であえて遠い土地に派遣で行くのもおすすめだよ。

ただし、遠い土地に派遣で行く場合は、できれば住居付きを選ぶことをおすすめします!

遠方で働く場合に住居付きがいい理由は別の記事に詳しく書いているよ。


実際に派遣薬剤師として働いた話も一緒に載せてるから、ぜひ参考にしてね。


>>実際に派遣薬剤師として働いた話





ところで、これから派遣薬剤師になりたいと思っている方もいるのではないでしょうか?

派遣薬剤師に興味を持っているなら、とりあえず派遣会社に登録だけしておくと安心だよ。

登録はもちろん無料ですし、登録後も薬剤師側が支払うお金は一切ありません。

無料

なので、登録だけして話を聞くだけでもイメージが湧くと思いますよ。

もちろん相談したからといって今すぐ転職しなくてはいけないというわけでもないので、安心してくださいね!

<私のおすすめの派遣会社2つ>

ファルメイト

ファルマスタッフ

2つの派遣会社の特徴は別の記事に詳しくまとめているよ。


参考にしてね。


>>2つの派遣会社の特徴はこちら

派遣薬剤師の手取り・月収・マージン率のまとめ

派遣薬剤師の手取り・月収・マージン率のまとめ

この記事では「【実体験】派遣薬剤師の手取り公開!月収とマージン率を赤裸々告白」と題して、

  • 派遣薬剤師の時給相場と地域差
  • 派遣薬剤師のリアルな手取り
  • 派遣薬剤師のマージン率の話
  • 派遣薬剤師とフリーランス薬剤師の違い
  • 派遣薬剤師の手取りを増やす方法

をお伝えしました。

私のリアルな手取りを公開してみましたが、いかがだったでしょうか?

改めてまとめておくと、私の現在のリアルな月収は平均43万円で、手取りは37万〜40万です。

派遣薬剤師にボーナスはないけれど、私の場合は正社員時代より年収は約25万円UPしているよ。

また、派遣薬剤師のマージン率は派遣会社ごとに異なり、派遣費用の35%前後を取っているところが多いです。

ただし、マージンのことはそんなに気にしなくて大丈夫。

時給派遣条件を見て、自分が”よしっ”と思える派遣先を選ぶ方が大事だよ。

もちろん派遣薬剤師にも良いところと悪いところはありますが、私の場合は正社員時代よりも給料もUPし、ストレスも減って良かったと思えるところの方が多いです。

もし皆さんが今の手取りに不満を抱えているのであれば、派遣薬剤師も1つの候補にいれてみてはいかがでしょうか?

さらに、北海道など地方やへき地に行くほど高時給案件が多いので、旅行気分で自分の住んでいない町に出稼ぎに行くのもいいと思います。

私が実際に北海道で派遣薬剤師として働いた話は別の記事に詳しく書いています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。


>>北海道で派遣薬剤師として働いた話

この記事が、派遣薬剤師のリアルな給料事情を知りたい方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

病院薬剤師として11年、調剤薬局の薬剤師として2年働き、その後、派遣薬剤師として奮闘中の
アラフォー薬剤師です。

”派遣薬剤師ってどんな感じなんだろう?”
そんな疑問に応えるべく情報を発信中です!

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